こんにちは!BODY CREATION 代表の内藤です。

今回のブログは首の痛みこりの原因についてまとめていきます。ぜひ、最後まで読んでみてください。

首こりの原因は猫背?姿勢が引き起こす慢性的な首の痛みとは

デスクワーク中やスマートフォンを長時間見たあとに「首が重い」「肩から頭にかけて痛い」と感じたことはありませんか?

実はその首のこりや痛み、原因は“猫背”にあるかもしれません。姿勢の崩れは、見た目だけでなく身体のバランスや筋肉の働きにも大きく影響を与えます。今回は、首こりと猫背の関係、そして改善のポイントを詳しく解説します。

■ 猫背が首に与える負担とは?

人間の頭の重さはおよそ5〜6kgあります。これはボーリングの球ほどの重さ。

本来、頭は背骨の真上にバランスよく乗っているため、筋肉に大きな負担はかかりません。

しかし、猫背の姿勢になると頭が前に突き出し、首の筋肉が常にその重さを支える状態になります。

たとえば、頭が前に2〜3cm出るだけで、首には2倍以上の負担がかかるといわれています。

この状態が続くと、首の後ろや肩まわりの筋肉が常に緊張し、血流が悪くなり、結果として「首こり」「肩こり」「頭痛」などの症状が現れるのです。

■ 猫背が起こる原因

猫背の主な原因は、現代人の生活習慣にあります。

  • パソコンやスマートフォンの長時間使用→交感神経優位から脱却できず、筋肉が固まる。
  • 前かがみでのデスクワーク→腹圧の低下要因に。内臓を圧迫することで神経性の痛み発症の原因に。また、脳が背中の丸まりをインプットし、クセになってしまうことも。
  • 運動不足による筋力低下→腹筋群、背筋、臀筋などの脊柱を囲む筋肉が衰え固まります。
  • ストレスによる筋緊張→脳圧上昇による脳脊髄液排出低下や、リンパ液、血液の循環が止まり、全身が固まる。

これらの要因が重なると、胸の筋肉(大胸筋)が縮み、背中の筋肉(僧帽筋・菱形筋など)が弱くなります。

その結果、肩が前に巻き込み、自然と背中が丸まり、猫背の姿勢が定着してしまいます。

■ 猫背と首こりの悪循環

猫背が進行すると、頭が前に出て顎が上がり、首の後ろの筋肉が常に引っ張られた状態になります。

これが慢性的な首こりの原因となるだけでなく、筋肉の緊張が神経や血管を圧迫して「しびれ」や「頭痛」「めまい」などを引き起こすこともあります。

さらに、痛みや疲れを感じることで自然と姿勢を崩し、より猫背が悪化する——このような悪循環に陥ってしまう人も少なくありません。

■ 改善のポイント:まずは姿勢リセットから

首こりを根本的に改善するには、マッサージや湿布よりも「姿勢の見直し」が重要です。

おすすめのセルフケア方法をいくつか紹介します。

  1. ラジオ体操を日課にする
     ラジオ体操は全身の可動性をフルに活用した動きがバランスよく構成されています。これを毎日の日課にして関節可動域や血流、酸素、リンパ液をふんだんに流していきましょう。
  2. 肩甲骨の動きを意識する
     肩をゆっくり後ろ回しにして、肩甲骨を寄せる感覚をつかみましょう。
  3. 腹圧を意識した私生活を
     歩く時や座るときに、イメージとして100gくらいの力をお腹に入れる意識をすると体幹が折れず、背中の丸まり防止に役立ちます。
  4. プロによるストレッチや整体
     セルフケアだけでは改善が難しい場合、専門家によるストレッチで姿勢改善をサポートしてもらうのも効果的です。

■ まとめ

首のこりや痛みの根本原因は、筋肉の硬さだけでなく「猫背姿勢」によるバランスの崩れにあります。

日常生活の中で、ほんの少し姿勢を意識するだけでも首への負担は大きく変わります。

ストレッチや姿勢改善を継続することで、痛みのない快適な毎日を取り戻しましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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